環境土木コース 環境建設工学科4年?沢 美香さん （青森県／弘前高等学校出身） 子どもの頃から歴史的建築物を見て歩くのが好きだったので、建築系を志望し入学しました。しかし、入学後、企業の方々との交流や、災害ボランティアステーションでの活動を通して、社会課題である「防災」への関心がどんどん高まっていき、2年次のコース分けで、より防災を深く学べる環境土木コースに進路変更しました。現在は耐震防災研究室に所属し、「橋梁用免震ゴム支承の性能」に関する卒業研究に取り組んでいます。地震時にゴム支承に生じる変形挙動や応力分布などをコンピュータでシミュレーションするのですが、何通りもある解析手法を習得することや、結果を資料にまとめる作業には難しさを感じています。しかし、ポイントを丁寧に教えてくれるゼミの修士の先輩方のお陰もあって、楽しみながらたくさんの学びと気付きを得ています。 建築コース 環境建設工学科4年佐藤 尚悟さん （宮城県／仙台南高等学校出身） 幼少の頃、自宅のプランニングを手がけた設計士の姿に憧れ、現学科を志望しました。今、「まちづくり視点の建築」をテーマに、卒業設計課題に取り組んでいます。駅の東口側と西口側で光景が違うことに対し、東西口の「いいところ」を活かしつつ、結び付ける「結節点」を建築するという内容です。この設計課題に取り組む中で、建築は、（建物などの）モノだけではなく、利用する人たちの喜ぶ姿（コト）も大切にするべきだと気付きました。ゼミでは担当の櫻井先生自身が「プロフェッサー?アーキテクト（実務家として設計活動を行う傍ら大学で教鞭を執る建築家）」なので、実践的な学びが得られます。これからも、今よりさらに幅広い知識を得た上で、使い手に寄り添った建築をつくる建築家をめざしていきたいと思います。
