【開催報告】デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業?Xプログラム? 2023年度 第1回講演会「自治体におけるデータサイエンス?効果検証と大学教員の参画」

2024年4月1日

 1月23日(火)、本学土樋キャンパス ホーイ記念館ホールにおいて、「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業?Xプログラム? 東北の地域経済発展を担うデータサイエンス人材育成事業2023年度 第1回 講演会」を開催いたしました。
 本事業2年目となる今回は、大阪公立大学大学院経済学研究科 教授 鹿野 繁樹先生をお招きし、「自治体におけるデータサイエンス?効果検証と大学教員の参画」の演目でご講演をいただきました。

 ご講演では、「自治体が求めるDS(データサイエンス)のすがた」「高校?大学のDS教育の現状」「経済学部におけるDS教育の今後」の項目で、鹿野先生が実際にどのように各自治体と携わり、解決方法をご提案されているかなどについて、具体的なお話をお聞きすることができました。また、「実務と研究の橋渡しになる人材の育成」の必要性をあげ、実務家がデータ分析を専門家に依頼する場合、スムーズな意見交換?交渉のためにデータサイエンスのスキルが必要なことや、データサイエンティストがデータ分析を行う際、対象となる経済に対する知識が重要であることなどについてのお話があり、まさに今「デジタルと掛ける」ことが社会に求められていることを感じました。 
 経済学研究科に経済データサイエンス専攻を設置構想中の本学として、これからの展開の参考となる貴重なお話を伺うことができた講演となりました。