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みずほ学術振興財団「第63回懸賞論文」学生の部で経済学科松前ゼミと大塚ゼミがダブル入選

2022年04月13日

 本学経済学部経済学科の松前ゼミと大塚ゼミに所属する学生が、公益財団法人みずほ学術振興財団「第63回懸賞論文」学生の部でダブル入選を果たしました。両ゼミともに「超低金利の長期化と資産価格」を応募論題とし、松前ゼミは2等、大塚ゼミは佳作に選ばれました。

 松前ゼミでは、佐藤優伎さん(4年)、菅悠介さん(3年)、菅原泉有希さん(3年)の3人で分析に取り組み、佐藤さんが代表して論文を執筆しました。この論文では、非伝統的金融政策の役割と弊害について定量的に検証。構造ベクトル誤差修正モデルによる分析の結果、2013年以降の量的緩和が、景気や物価を喚起させる役割を果たしていた一方で、代表的な暗号資産であるビットコインの価格を高騰させていた可能性を検出し、非伝統的金融政策が、景気?物価の安定化という役割と同時に、バブルの醸成という副作用をもたらし得ることを実証しました。

 大塚ゼミでは、渡部愛美さん(4年)と髙橋絵乃さん(3年)が共同で論文を執筆しました。2人の論文では、超低金利政策と金融緩和政策が、金融資産と不動産を中心とした実物資産にどれほど影響しているかについて時系列分析を行いました。具体的には、ベクトル自己回帰モデルとインパルス応答関数から、近年の金融緩和政策は金融と実物資産の上昇に有意な効果があることを定量的に示しました。また、近年拡大を続ける不動産融資市場に注目し、バーゼル規制の観点から全銀行の経営状況を診断し、2008年の金融危機時よりも悪化している銀行が増えていることを示しました。

 今回の受賞に伴う表彰式は、6月8日(水)に行われる予定です。