高浜 智輝 准教授 専門分野 租税法 研究テーマ 多様な事業体に対する課税のあり方について 研究経歴?業績はresearchmapをご覧ください。 主な担当科目 租税法Ⅰ?Ⅱ、リーガル?リサーチ 教員からのメッセージ 私たちの生活には、あらゆる場面で税が関わっています。たとえば、私たちが何かを買う時には消費税、働いてお金を稼げば所得税を支払うことからも容易に想像できるできると思います。また、ニュースやSNS等を通じて?103万円の壁?や、?○○は経費(所得)になる?、?企業は全然税金を支払っていない?、?インボイス制度の導入で個人事業者が大変な目にあう?…等々、様々な税の話題を耳にしたことがあると思います。 その一方で、たとえば、?なぜこのような課税上の取り扱いをするのか?、?なんのためにこんな税があるのか?等、税の仕組みや趣旨について学ぶ機会は意外と少ないように思います。 もしそうならば、税は私たちの生活のあらゆる場面で関わる一方、私たちは、税法の?幹の部分?について実はあまり知らないといえそうです。そうだとすると、税は私たちにとって?近くて遠い存在?かもしれません。実際、税法は複雑ですから、大人でも拒否反応を示し、その意味を知らずにただ税金を支払っている人も多いように感じます。 私の講義では、税に関するルールである税法の?幹の部分?の基礎の部分を学習します。そのため、少し固いお話もあるかもしれません。そして、私のゼミでは、講義で学んだことに加え、税に関する実例や裁判例等を踏まえて、学生の皆さんと議論しながら、これからの税制のあり方について一緒に考えたいと思います。 授業(特にゼミ)の目標は、皆さんにとって税が?近くて遠い存在?から?身近な存在?になること、そして、税のあり方について自分なりに考える力を身につけた上で、社会に羽ばたいてもらうことです。皆さんと一緒に勉強?研究ができることを楽しみにしています。