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地域総合学部政策デザイン学科

教員紹介

市川 樹 講師

専門分野

財政学、社会保障

担当科目

福祉国家論、福祉政策と地域、特殊講義

政策デザイン学科について

現在の日本社会は、様々な困難に直面しています。そうした困難な状況を把握?分析し、解決策を考えることが社会全体において必要になっています。政策と聞くと、政府が行うものというイメージが強いかと思いますが、実際には様々な現場で必要となる、問題発見、問題解決を考えること等を指します。また、近年は地方分権改革が進み、地方行政での政策策定に市民参加が求められています。市民として、社会のあり方や問題解決のため、政策について考えることはこれからの社会において非常に重要になってきます。

専門分野の紹介

市町村の福祉政策が、市民からのニーズにこたえるためにはどのような仕組みが必要かについて、介護保険制度を事例に検討しています。介護保険制度は2000年に導入された比較的新しい制度で、従来中央集権的であった日本の行財政制度に対する反省のもと、市町村が中心となって運営することが目指されています。しかし実際には、保険料の高騰?地域間格差や介護職員の給料の低さといった問題により、市民のニーズにこたえるのが難しい状況になっています。

介護というと、皆さんにとっては遠い将来の話だと思うかもしれません。実際に介護保険料を負担するのは40歳になってからです。しかし、実際に介護を必要とする方々にとって、また介護保険料を負担する方々にとって、介護保険制度は生活を大きく左右する重要な仕組みです。もちろん、身近な問題について自分たちの視点から考えることは重要ですが、それと同じように、自分とは違う状況にある人々が抱える困難について考えることも非常に重要になります。

高校生へのメッセージ

大学では専門知識を活かし、自ら考え実践する姿勢が求められます。特に政策デザイン学科では、行財政のみならず、災害対策やNPO、多文化共生など多様な専門知識を学ぶことができます。そうした知識を活かしながら、社会に生じている様々な問題について関心を持ち、自分なりに考えてみてください。どの専門知識を基準に問題を見るかによって、同じ問題であっても、問題の見え方や解決方法に違いが出てくることもあります。答えが一つでないことに混乱するかもしれませんが、そうした違いを理解したうえで、自分なりに考える姿勢を身につけ、社会で活躍してもらいたいと思います。

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