教員紹介 河村 真実 講師 専門分野 政治学、政治哲学 担当科目 政治学入門、公共哲学Ⅰ?Ⅱ 政策デザイン学科について 現代社会に暮らす私たちは、様々な問題に直面しています。そうした問題を、政治家や公務員など限られた人々の力だけで解決することは容易ではありません。よりよい社会を実現するためには、政治や行政だけでなく、民間企業、NPO、市民など、社会を構成するすべての人々の協働が必要になります。政策デザイン学科では、公‐共‐私という三つの領域から理論と実践の両方を学ぶことにより、社会における様々な問題を解決するために不可欠となる多角的な視点を養うことができます。 専門分野の紹介 文化の違いから生じる分断や紛争が指摘される中で、多様な文化的背景を持つ人々の共存を目指す多文化共生は、現代社会の主要な課題の一つになっています。私は、こうした課題に着目し、政治哲学の観点から、先住民、移民、難民等の少数派文化集団を国家が擁護することは正当化可能かということや、どうすれば多様な文化を平等に扱う政策が可能かということについて研究をしています。 高校生へのメッセージ 「よりよい社会の実現」と聞くと、何だか難しそうだなと感じる人もいるのではないでしょうか。たしかに、社会を変えていくことは簡単なことではありません。しかし、私たち一人ひとりが、問題に気づき、その解決策を探ることが、よりよい社会に近づく一歩になります。本学科で、専門的な知見に触れながら、よりよい社会の実現にむけて、みなさんと学べることを楽しみにしています。 関連ウェブサイト researchmap
